2004年7月21日(4日目)
エリザベッタ小屋[2258m](徒歩)→コンバル湿原[1970m](徒歩)→ラーゴ・シェルクイ[2440m](徒歩)→コル・シェルクイ[1956m](徒歩)→プラン・シェルクイ(リフト)→イタリアの村クールマイユール(泊)
歩行時間4h

7/21(4日目) エリザベッタ小屋にて朝を迎える。晴天。昨日の夕方見た氷河はより鮮明に上まで見える。       

小屋をでて、しばらくすると平坦な道沿いにコンバル湿原が開けていた。水は透き通りモンブランを写している。 花や木の香りを胸いっぱいに吸い込んで、また歩き始める。       

その後は急な登りで心臓が苦しくなるのを耐えつつ登った。 ピークに到着後、モンブランと対面しながら休憩。 そこからのくだりも長く足の指先にかかる体重を恨めしく思う。

落下注意・・の看板も洒落てる?       

途中水の色が美しい池の横を通る。

なんとかリフトのあるプラン・シェルクイまでたどりついて昼食にありつく。 ここで食べたペンネ・アラビアータは韓国料理かと思うくらい辛かった。 でも辛さになんか負けていられるかとすっかり平らげ、リフトにてクールマイユールにおりる。
クールマイユールで薬を購入し(ガーゼ、消毒剤、バンドエード)、中心街でフルーツを買い、ホテルへ。 ホテルは45ユーロで朝食つきにしては、信じられないくらい綺麗で、色々なものがととのっている。 ベランダまでついていて、景色も綺麗だったのですっかり満足。熟睡を夢見て(切実に)街に繰り出す。 街にでるとこじんまりしたクールマイユールの街の可愛い店々をすべて覗きたくなってしまう。 とりあえずバスの時間を調べるために旅行代理店の前まで行きチェック。
再度街に戻って、スーパーで食材を買い、行きに見つけたチーズ屋でチーズとソーセージを買い (ここで買ったパルミジャーノは目から鱗の美味しさだった。程よい硬さとフルーティーな香り。 最初熟成されたコンテを食べたときの感動に似ている。やっぱりパルミジャーノはイタリアチーズの王様なのだ)、 夕食にピザとリゾットを頂きホテルに帰る。ホテルではぐっすり いいホテルだったなぁ

  • ■お薦め情報■
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  • 下町に下りないで全工程を山の上で過ごすのも素晴らしいが、時間があったら個人的所見としては是非クールマイユールの街に降りて頂きたい。理由はパルミジャーノ・レッジャーノとソーセージ。山の上で食べるこの2つは実に絶品だからである。また、ミラノ・フィレンツェなどでは味わえないイタリアも味わえると思います。
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  • 次の日登山口までバスで行く人は、前日中にバスの時刻をチェックしておくと安心です
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